▶ここにテキストを入力

とりあえず文を上手に書きたいのだが、そうは問屋が卸さない。

うう冬休み!

もうすぐ冬休みですねえ´`///
はーやーくーこーいーこーいーおーしょーおーがつー←
あ、正月の前にクリスマスがあるのを忘れてた;;
皆さんは、サンタさんに何を貰う予定ですか?   ああ、はい、サンタさんの正体は知ってますが、妹がね…
因みに私は、百器徒然袋のCDブックを貰おうかと^^
…いやいやいやいやいや。
サンタさんにCDブック貰うとかどれだけ京極堂ハマってんだ私よ… まあ多分、一万円近いから届くはずはないだろうけど←
ああ、いえ、こちらの話です…
あ、豆子からお便りきましたよ〜↓

という訳で、今、アタシ達は、零咲森の中を、歩いている。
大樹様がいるところは、木もあんまり生えてなくて、ちょっとした広場のような感じになっていたけど、やっぱりここは、森だ。
さっきから、何回大きな岩をよじ登ったり、木と木の間をむりやり通ってきたか、分からない。

「…ねえ〜、ホントにこの零咲森に、月太くん以外の妖怪なんているの〜?」
正直言って、もうクタクタ。
アタシが運動オンチというのもあるのかもしれないけど、それ以上に、この手に持ったお豆腐と、頭にかぶった大きな笠が、じゃまでしかたがない。
それなら豆腐を置けばいいじゃないか、笠を脱げばいいじゃないか、という話なんだけど、それはできない。
だって、私がこのお豆腐を置こうとしたとたん、急に印が真面目な顔で「消えちゃっても、知らないよ。」なんて言うんだもん。
理由はよく分からないけど、どうもアタシは、この豆腐と笠が無いと、消えてしまうかもしれないらしい。…不便だ。

「あはは、豆子、それ三回目。大丈夫だって、もうすぐしたら…あ、おうい、黒羅さあん!」
いつものように、またニコニコしながら、大きく手を振りだした。
月太くんが手を振ってる方を見てみると――
…なんだか、大きくて、黒いものが、向こうの木にとまっている。
「あれは――」
「あれは、『陰摩羅鬼(おんもらき)』の黒羅(こくら)』だよ。」
アタシが正体を確認する前に、印が教えてくれた。
「お、おん――?」
「お、ん、も、ら、き。まあ、詳しいことは、本人に聞きなよ。」
印が言い終わると同時に、羽を振るわせる音が、すぐ近くで聞こえてくる。…なんだか、怖い。
音がする方に顔を向けると、ちょうど、その『コクラ』が、地面に着地したところだった。
そして、アタシに気づくと、
「よう!おまえが新しく入ってきたトーコとかいうヤツか?」
大きくて真っ黒な右の翼を挙げて、見かけによらずとても明るい調子で言った。

この、『おんもらき』の『コクラ』さんを、一言で表すなら…「黒い鶴」。
なんというか、かなり迫力のある顔だ。どことなく、人間に似ているような気もする。
全体的に――毛深いって感じ。
大きくて、まるで灯火のようなぎょろんとした二つの目が、アタシを見つめている。
くちばしはとても鋭く、しゃべるたびに小さくてちょろちょろと赤い舌が覗いている。
うーん…零咲の妖怪って、こんな風に怖い見た目なひとばっかりなのかな…
月太くんだって、いくら姿が人間に近いとはいえ、目がとっても大きいし…
「おいおい、なあに怯えた顔してンだよ!別に俺ァおまえを喰っちゃあしねェさ!」
けたけたとコクラさんが笑った。
優しいひとなんだろうけど…やっぱり怖い。

「ごめんよ黒羅。この子、どうも臆病みたいで――」
印が、アタシの代わりにあやまってくれた。
「いーってことよ!確かに俺ァ、顔が怖いことくれェしかとりえが無ェもンなあ、がははは」
また笑うコクラさん。なんだか、よく笑うところあたりが、月太くんと似ている。
「ねえねえ黒羅さん、みんなに、豆子のこと、教えにいかないの?」
いたずらっぽく笑う月太くん。
「おお、そうだ。よっし、んじゃひとっ走り行ってくる!」
言うが早いが、黒羅さんは大きなつやのある黒い羽を広げると、バッサバッサと派手な音をたてながら、どこかへ飛んで行ってしまった。

「ようし、豆子、黒羅に頼んだからにゃあ、すぐにあんたのことが知れわたるよ。」
にっこりと笑いながら、印が言った。コクラさんに頼んだから、アタシのことが知れわたるって、どういうこと?
「あのねえ豆子、黒羅さんはねえ、『零咲森の情報屋』って呼ばれてるんだよ!」
「情報屋…?」
アタシが呟くと、月太くんは嬉しそうな顔をして、得意げに教えてくれた。





豆腐小娘 暢気便 〜零咲森より、愛をこめて〜

あらら中途半端な終わり方だこと。←
いや、あれ以上書くと、かなり長くなってしまいそうだったので…
…え、この小説、読みにくいって?
うん、知ってる。
ちなみに、陰摩羅鬼の設定は、基本的にはウィキ先生に教えてもらった情報を頼りに書いてますが、
所々(っていうかかなり)捏造してます。
なので、この小説に出てくる妖怪たちは、原型とは異なる形をしていたり、本当は出来もしないことが出来たりしていますが、ご了承下さいolz

ではでは、この辺で〜ノシ