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とりあえず文を上手に書きたいのだが、そうは問屋が卸さない。

久し振りにお便り←

本来の黒羅さんの武器は、その『口』にあるらしい。
あの大きなくちばしからは、熱をともなわない、青い炎を吐き出すことができるんだって。

「熱くはないんだけどねえ、やっぱり炎なのには変わりないから、物を燃やすことはできるの。
――考えてごらんよ豆子、もしその青い炎を吹き付けられたらさ、全然熱くないのにね、自分の体がみるみる消えていくんだよ?」

月太くんが、少し上目使いで、アタシをにらんだ。
――アタシのひざあたりに、青い炎。
――別に熱くはないんだけど、その炎はみるみるうちにアタシの体を包み込んでいく…
そこまで考えて、アタシは無意識の内に大きく左右に首を振っていた。そんな怖いこと、考えたくも無い!

「だよねえ、オイラだって怖いよう…おっと、話がそれちゃった」

月太くんの講座はまだまだ続く。
「そいでね、まあ本当は、それだけしか武器は持ってなかったんだけど、ある日、急にあんな風にお喋りになったんだ」

…え?急に?
何ソレ、どういう事?

「う〜ん、おいらにもよく分からないけど、たぶんあの〝異変〟が起きたから…」

ちょ、ちょっと待った。
い、〝異変〝ってなあに…?また新しいコトバじゃん。もうワケの分からないことで頭がいっぱい!

「〝異変〟ってのはね、この森で時々起る、おかしな事さ。」

あ、印。
おかしな事って…?

「…これを説明するには、かなりの時間がかかる。だから、また今度」

え〜、何ソレ、つまんない。
教えてくれたっていいじゃない…

「そうだよ、豆子。〝異変〟のしくみってのはね、まあ、自然に覚えていくもんなのさ」

おいらだってまだ、ちゃあんとしくみを分かってるワケじゃあないからね――と呟いた。
そこまで言うんだったら、まあ、しつこく聞いたりはしないけど。

「そいじゃ、要するに、コクラさんは、その〝異変〟ってヤツのせいで、お喋りになって、情報屋になったってコト?」

「そーそー、そういうコト」

言いながら、印が、右手をヒラヒラと振った。…何だかヤケクソ気味みたい。
印も、ちゃんと分かってないのかな、そのしくみってヤツ。
う〜ん、なんだろう、〝異変〟って。すっきりしないなあ。
あ、大樹様なら知ってるんじゃないの?

「だめ。どうも知ってるようなんだけど、ちゃんと教えてくれない。」

ゆるゆるとかぶりを振る。
…このコトは、あんまり知ろうとしない方がいいのかなあ…。
何となく、ふうとため息をついたその時。

やっと便りが届いた…
って短ッ。
とにかくどーにか更新しようと頑張った結果がこれだよ((
うわあああ一人称ムズい!! 完全に読書不足だ…olz もっと図書館行こうぜ私←

二つの意味でテスト終わりました。…ハイ、終わりましたolz
まあいいや、明日は休みだし!!