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とりあえず文を上手に書きたいのだが、そうは問屋が卸さない。

死亡フラグが!

はあいカオス感想文ですよう((
今回紹介するのは、いつかにちょこっとだけ言った、「死亡フラグが立ちました!」です。
写真↓

今では割と目の付くところに置いてあったりしますが、(多分)発売された当時は奥の方の本棚の少し目立つところに置いてあるだけでして。
そんな地味なところに置いてあったけど、なんたってタイトルとこの黄色の表紙がねえ…ww((
だって、写真では見にくいけど、「凶器は…バナナの皮!?殺人事件」とか書いてあるんですよ。もう気になって気になって、思わず買っちゃいましたww

思わず表紙買いしちゃったんで、そんな面白くなかったらどうしよう…とか思ってたんですが、その心配は無用でしたww
はい、個人的にですがめちゃめちゃ好みでしたもんwww
よし、簡単に人物紹介←

陣内 トオル   じんない とおる

  • この小説の主人公。
  • 弱小出版社に務めているフリーライター。
  • 「アーバンレジェンド」という都市伝説をテーマにした雑誌の記事を書いている。
  • 中肉中背で、顔はまあまあのイケメン(らしい)。
  • ややヘタレ((

本宮 昭夫    もとみや あきお

  • 陣内の一個上の先輩。
  • 総資産百億円の資産家(?!)
  • 頭も良く運動神経も妙に良く、ケンカも強い超人←
  • 腹話術の人形のような容姿。
  • 何を仕出かすか分からない困った人((

まあ、とりあえずこの二人が中心かしら。

ええと、とりまストーリーをかみ砕くと…
陣内は編集長から「アーバンレジェンド」のスタッフ総入れ替えを知らされる。
編集長の言う事には、都市伝説上の殺し屋「死神」の正体を暴いて記事にしたら、総入れ替えは無しになるらしい。
という訳で、本宮さんの力を借りながら、「死神」の真相に迫っていく――
とまあ、こんな感じです。

これを読んでまず思ったのは、笑えるという意味で、面白い。
「南極。」と同じように、ギャグ漫画を文字にしたら((ryてな感じですねww
本宮さんの学生時代の説明は思わず吹いてしまいましたwww
なんでも不良グループにからまれたりしても、阿波踊りのようなよく分からない拳法であっという間に勝っちゃうんだとかwww

この小説は、四つの話が複雑に交差して一つの話を構成しています。難しそうな言葉使ってみました((殴
最初は「何やこれ、どういう風に関係あんの?」って思いましたが、徐々にそれらの話が進んでいくにつれて、「え、もしかしてこれ…」という具合になり、
最終的には「ああ!なるほどな〜」ってなるんです!説明が不足しすぎてます!

始めの方にて。
出版社のお隣の金融会社で本宮さんの推理が炸裂し、見事死神の凶器であるバナナの皮を発見!
…うん。´`;
だ、だって、バナナの皮ですよ?!バナナの皮で足滑らせて人生終わっちゃったんですよ?!
ちょっとそんなの悲しすぎじゃないですか!間抜けすぎじゃないですか!
…って思ってたんですが、死神はただ無造作に置いていたのでは無かった。
なんと死神はターゲットの事を徹底的に調べ上げ、身長やら体重から計算し、それに基づいた位置にバナナの皮を置いていたんですよ。
「バナナの皮」ってのはやっぱ間抜けですが、さすがはプロの殺し屋…!みたいな((

ホントに死神の情報収集力は半端無くて、ターゲットの好きな食べ物から嫌いなモノ、何のアレルギー持ちかまで掴んでいるんですよね。
そして死神は遠い所に住んでいるターゲットの恋人を遠隔操作し、アレルギーを鍵に大掛かりな方法でターゲットを仕留めます。
あんまりネタバレしすぎるとアレなんで詳しくは言いませんが、あの殺し方(失礼)は素直に「すげえ」と思いましたね。いやもう全部「すげえ」なんですけどw
あんなトリックを思いつく七尾与史さんの頭は一体どーなってるんだろう…

あんまり「金田一耕助」や「シャーロック・ホームズ」みたいなミステリー中のミステリー!ってのはあんまり好きじゃない私も、
とても読みやすくてすぐに話に引き込まれてしまうその作風に、「その発想は無かった」的トリックや先が気になる展開で、とても楽しく読ませてもらいました^^
一言でいうと「ハラハラ・ドキドキ・男の浪漫!」ってな感じでしたね…ってこれじゃあ一言じゃないかww
なんだか退屈な時に読むと、テンション上がるんじゃないでしょうかw((
はい、おすすめです!!

…追記。
いつの間にか、このブログも百日達成してました。
こんなブログを見て下さってるそこのあなた、本当にありがとうございます!!
これからもこんな妙な事しか書けませんが、よろしくお願いします!