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とりあえず文を上手に書きたいのだが、そうは問屋が卸さない。

美紅と丘子の出会い(仮)

…えーとですね。
今回は、私のオリマギの丘子と、大親友のオリマギ美紅ちゃんとの出会い的なアレを書いてしまいました←
こういうシリアス系の話は、超苦手なんで、文が崩れまくっています。((オイ
それでもえーよ!(←スリムクラブ風に)という方のみ、どうぞ↓

油断してたオレが、馬鹿だった。

いや、あんな魔女、絶対どの魔法少女も油断しちまうだろう。

なんたって、ついさっきまでは、使い魔みてェなちっこい奴だったのに、今となっちゃあ、こんなに大きくなってやがる。
見た目からして、「魚の魔女」とでも言うんだろうか。
だって、頭が丸ごと魚みてェなんだぜ。それでいて体は、人間の女の体。
・・・やはり、コイツも、哀れなQBの犠牲者なんだろう。
全身に、ギラギラ光る鱗のような物がくっついていて、頭の後頭部と腰の辺りの尾ひれをブンブン振り回してくる。

つい先程、うっかりその尾ひれに当たってしまったので、今は結界内にあった、昆布のような置物に身を潜めて治療中。

鋭い歯を覗かせ、真ん丸い目ン玉をギョロギョロさせながら獲物――つまり、オレ――を捜しているようだ。

「ったく、気持ち悪い魔女――」

――!?

…今、なんか、魔女とはまた別の魔力を感じたような…

…気のせいか。


んじゃあ、一仕事しますか。


「おい、オレはここだ。」

昆布から飛び出し、魔女に呼びかける。
とたんに魔女は振り向いて、嬉々としてこちらに向かってきた。

あの魔女は、どうも頭が悪いらしい。下手にあれこれ考えても、逆効果だ。

アイツが、最もオレに近づいてきた時、このカマで叩き切る。

本当のオレの武器は、時間を操る事が出来る剣だが、あの剣は魔力を消耗してしまう。
あんな馬鹿な魔女には、このカマで十分だ。


――もう少し。

――あとちょっと。




「今だッ!!」



そう叫んだ途端、オレの体は宙を舞っていた。



あれ、また尾ひれにブッ飛ばされたかな。

その割には、痛くない。

ていうか、オレ、浮いてる。

辺りを見回してみると、そこらじゅうに木が生えていた。

…何が起こったんだ。さっきいた場所は、ただの廃校だったハズだ。



「ったく、あんさん、死にたいのかい?」

声のした方に顔を向けると、一人の少女――魔法少女――が浮いていた。
くるくるとハネまくった短い髪の毛に、不自然に開かれた瞳。
かなり大きいめの服は、戦いには不向きそう。
…そうか、さっき感じた魔力は、コイツの事だったのか…

「お、おまいさんは?」

「自分?自分は――いや、それよりも先ずは、あの魔女を倒す事が先決だろう?」

そう言ってソイツは、背負っていた武器で、遥か向こうに見える魔女――環境が変わったせいか、あたふたしている――を指した。

「い、一体…」

正直オレも、この状況の変わりように、ついていけない。

「すまないね、これが自分の戦い方だから。」

それから、ソイツは、今の状況について説明してくれた。簡単に纏めると、

  • オレが昆布に隠れて治療している途中に、あの魔女を倒すべく、コイツがこの結界に入ってきた。
  • オレがあの魔女に斬りかかろうとした時、コイツが「幻術」というものを、この結界全体にかけたらしい。
  • だから、今、オレ達が見ている物は、全て幻らしい。

「…分かったような、分からないような…」

とにかく、コイツは「幻術」という魔法を使えるって事か?

「ほら、つべこべ言ってないで、さっさと魔女を倒して来たらどうだい? あれ倒すにゃあ、今が絶好のチャンスだよ?」

オレはその言葉に驚いて、慌てて言った。

「ええっ?!おまいさん、自分でトドメをさそうとか、思わないのか?!」

「…トドメさして、何の得があるっていうのサ。」

こいつ、本当に魔法少女なのか? オレの勘違いだったか?

「得ってそりゃあ、おまいさん、グリーフシードが手に入るかもしれないだろ。グリーフシードっていやあ、オレら魔法少女の命…」


「はん、どいつもこいつもグリーフシード、グリーフシード、って。あんなちっこい卵に、興味なんか無いよ。」


その言葉に、また驚くと同時に、ふつふつと怒りが込み上げてきた。

「…なんだよ、おまいこそ!!オレだってなあ、好きでこんな事やってる訳じゃあ無ェんだ!! QBと、契約しちまったから…
だから、こうやって、魔女にならねェ為に、必死で戦って、グリーフシードで生きつないでいるんじゃねェか!! そんな事が言えるなんて、おまい、本当に魔法少女か?!」


オレの怒りに、ソイツの瞳が、一瞬だけ、哀しく光った――ように見えた。


「…自分、もう、ここから出る。」


そう言うやいなや、ソイツはさっさと何処かへ行ってしまった。



「…なんだ、アイツ。感じ悪ィや。」


そう呟いて、オレは、魚の魔女に、トドメをさした。



 




「おかえり、随分早かったね。」

QBが、自分に、全く感情の籠っていない労いの言葉をかけてきた。

「……」

いつもなら、ふざけてQBをおちょくってやるが、今はそんな気分じゃあない。

「…どうしたんだい、丘子、具合でも悪いのかい。」

最早、QBの声は、自分には聞こえなかった。


「友達に、なりたい。」

…さっきの、あの人と。


「…珍しいね、君がそんな事言うなんて。」


「ともだちに、なりたい。」

…あの、限りなく、真っ直ぐな人と。



あの人と、友達になったら、自分も、あんな風に、なれるだろうか。

…いや、なれないだろう。

でも。

それでも。


友達に、なりたい。



久しぶりに感じた寂しさに、思わず、自分の腕で、自分を抱いた。

……な、


なんだこれ!!



もう最早こんなの文とは言わねーよ!! ただ文字をズラーッて並べただけだよ!!
桂「ズラーッじゃない桂だ!!」

…と、とにかく、ごめんよ、美紅ちゃん&我が大親友!!;;
嫌やったら言うてな、消すから!!;;

今後も、たまにこんな奴を載せるかも知れませんが、その時は、生温い目で見守ってやって下さい;;

では、ks文失礼しました!!;;;